2017 SPRING SUMMER
2月にパリで開催された、2017年春夏向け企画のプルミエール・ヴィジョンに行ってきました。パリの街中は、観光客もテロ以降減少しており、かなり静かな印象でした。また、警備も厳重になっており、ラファイエットやプランタン、ボンマルシェ等のデパートやモンテーニュ通りのブティックに入店する際にも、金属探知機によるボディチェックやバッグの中のチェック等、今までには無い警備で物々しい雰囲気があり、正直「ファッションを楽しもう!」という空気になりにくいのが現状では無いかと思います。
そういった雰囲気の中、2017年春夏企画の各素材展示会でも、戦争やテロによる争いや地球温暖化による環境の変化等、グローバルな問題点を憂いつつ、いかにポジティブに進んでいくか?ということが大きなテーマとしてあります。
プルミエール・ヴィジョンのテーマとしては、クリエイティブな不安定を楽しむことや既定のコードや画一化から遠ざかることを挙げています。 ファブリックもカラーも型破りな出会いが必要となり、乱調ゆえの美しいシルエットを作ることがキーポイントになりそうです。
1)RUDIMENTARY REFINEMENT 素朴な洗練
2)GENTLY IRREVERENT 小生意気な気品
3)EXPERIMENTAL ROMANTICISM 実験的ロマンティシズム
企画の組み立ての方はどんどん進めて行っておりますので、乞うご期待よろしくお願いします~(^_^)/
2016.03.04